硝子体は、水晶体と網膜の間に位置する、眼の内腔を満たす透明なゼリー状の物質です。若い人では、硝子体は完全に透明です。しかし、眼の加齢とともにこの硝子体は変性し、形状を保てなくなり液化します。硝子体が安定していない状態では、コラーゲン線維が崩壊してしまい、互いに結合して塊や節を形成します。これらの線維が網膜上に影を落とし、点状、糸状、またはクモの巣状の影として現れます。
この状態は、一般に「飛蚊症」と呼ばれています。 多くの場合は加齢などにより自然発生するものですが、網膜剥離・網膜裂孔・硝子体出血・ぶどう膜炎などの病気が原因の場合があるため、しっかりとした眼底検査が必要です。
ビトレオライシスは、飛蚊症レーザー治療としても知られている、飛蚊症による視覚障害を解消する低侵襲性の痛みを伴わない施術です。
ビトレオライシスの目的は、「機能的な改善」を達成する、つまり、飛蚊症に煩わされない「通常の」日常生活を送れるようにすることです。
ビトレオライシスは、外来治療として行われます。 一泊入院する必要はありません。 治療の直前に、担当眼科医が点眼液を投与して、麻酔をかけます。続いて眼に治療用コンタクトレンズを装着して、特別に設計された顕微鏡を介してレーザー光を照射します。
治療中、患者さんには、小さな黒点や影が見えます。これは、浮遊物が小さな気泡へと蒸散されているサインです。これらの気泡は硝子体に再吸収され、すぐに消失します。
治療1回当たりの所要時間は通常20~40分で、大部分の患者さんでは、十分な治療結果を得るために2回、ときに3回の治療が必要になります。
治療直後に視界の下部に小さな黒点が見える場合がありますが、これらの小さな気泡はすぐに消失します。治療直後に軽度の不快感、充血、又は一時的なかすみ目が生じる場合がある点にも留意してください。
眼の浮遊物は、眼の硝子体に浮かぶ小さな線維の塊です。
この線維の塊が網膜(眼の後部に位置する光を感知する組織層)に影を落とします。
眼内に浮遊物があると、これらの影が視野に「浮かんでいる」ように見えます。
初回 200発 | 50,000円(税別) |
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追加 1発(100発単位 最大照射数500発) | 100円(税別) |
初回 500発 | 80,000円(税別) |
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追加 1発(100発単位 最大照射数500発) | 100円(税別) |
初回 500発 | 300,000円(税別) |
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追加(初回照射日より1年間、月1回500発照射) | 0円(税別) |
※追加照射は初回照射日より1年間有効